
日本の料理もいいけれど、たまには他の国の料理も食べてみたいなぁと思って調べてみたら、なんと私の居住地の江戸川区に美味しい台湾料理が食べれるお店を発見!
特に台湾のラーメンが美味しいと噂の「赤丸(あかまる)」さんです。


海外に行ったことが無い私。
せめて料理だけでも海外気分を味わいたいと思って行って参りましたのでご紹介します。
赤丸さんは、JR新小岩駅の商店街の奥にひっそりとたたずむ、知る人ぞ知る台湾料理を提供するお店です。
暑い季節になると、かき氷や杏仁豆腐もおススメですが、特に台湾ラーメンが有名です。
お店の間口が狭くて、目立たないんですが、持ってるポテンシャルは最強。
一度来たら、必ず次も来たくなる、リピート率高しなお店です。
初回訪問時に食べたもの:赤丸牛肉麺セット
お値段:1,150円(税込)
訪問時間:平日の13時30分
待ち時間:なし
お店の雰囲気や混雑状況
ランチのメインタイム時は、とても混雑しています。
店員さん2名で切り盛りしているお店のため、混雑時はお客さんを出迎えることができません。
とりあえず、お店に到着したら中ほどまで行って、店員さんに声を掛けましょう。
一見、満席の様に見えて、奥の席が空いていたりしますので、臆せず入店トライしてください。
席が空いていないときは、「ちょっと待ってて~」と言われるので、その時は表のベンチで待てます。
あまりに、列をなしてくると、「準備中」の立て札が出てしまいますので、その時は素直に出直しましょう。
どうしても、確実に入店したいのであれば、平日の13時以降がいいでしょう。
ランチタイムには遅くなってしまいますが、比較的空いています。
私が最初に伺ったのは、平日の午後1時30分。
店内はこんな感じでした。

狭いながらも、のんびり落ち着いた時間が流れていました。
赤丸のメニュー
ご飯もののメニューは以下のとおり。(価格は全て消費税込みです。)
台湾ルーローファン:500円
台南タンツーメン:650円
台南タンツービーフン:650円
汁なしタンツーメン:700円
赤丸牛肉麺:950円
ルーローファンという、日本のラーメン屋さんで言うところのチャーシュー丼みたいなものが1種類。
麺は、タンツーメンという小麦ベースの麺と、米粉をベースにしたタンツービーフンがあります。
そして、
タンツーメンの種類にも、スープ有りの台南タンツーメン・汁なしタンツーメン・牛肉麺と3つあります。
しかも、この3つは少しずつ麺の形状が異なり、それぞれ違う食感や味わいが楽しめます。
これが、また次も食べてみたい!と思わせる要因なのかもしれません。
色々食べたいという方には、単品以外にサービスセットと言って、麺系に小ルーローファンを付けたセットメニューを頼むこともできます。
「小」といっても結構なボリュームですので、最後はお腹いっぱいになります。
サービスセットの組み合わせは、以下の通り。
台南タンツーメン+小ルーローファンセット:850円
台南タンツービーフン+小ルーローファンセット:850円
汁なしタンツーメン+小ルーローファンセット:900円
赤丸牛肉麺+小ルーローファンセット:1,150円
麺・ご飯以外にもドリンクやデザートもたくさんありますので、現地でご確認ください。

赤丸で食べたものをレビュー
赤丸牛肉麺サービスセット
初回訪問時は、お店のおススメでもある、「赤丸牛肉麺セット 1,150円(税込)」をいただきました。

オーダーした際に、店員さんが、
「パクチーのってるけど大丈夫?」
「出来上がるまで8分くらいかかるけど大丈夫?」
と声を掛けてくれました。
とても親切な店員さんでした。
「どちらもOK!」と伝えて、店内にある台湾旅行雑誌を見ながら

待つこと8分後。
赤丸牛肉麺(あかまるぎゅうにくめん)と小ルーローファンの登場です!

まずはルーローファン。
小といいながら、お茶碗一杯以上の量がありました(汗

ご飯の上に、豚のこまかい角煮と鶏でんぷんがのっています。
多分甘いんだろうなぁ、と想像して一口いただいたのですが、思いのほか甘くない。
程よい甘さ加減で、肉のうま味と絶妙にマッチして、ウマすぎです!
赤丸さんが家の近くにあったら、これだけを食べに来てもいいくらい。
これ単品で、500円って安すぎないか?と思ってしまうクオリティです。
続いて、牛肉麺。

牛肉がこれでもかっ!というくらい乗っています。
その上に、パクチーと唐辛子。
この牛肉もウマい。
いままで食べたことないチャーシューでしたが、これが本場の味なのかな~って、台湾に想いを寄せながらいただきました。
麺はどちらかと言うと、ラーメンというより、うどんに少し似てますかね。

つるっとイケて、程よくコシがあるのですが、一番はモチっとした食感がたまりません。
あまりに美味しくて、麺を先に食べ終えてしまったくらいです。
スープもまた秀逸。
サッパリしていますが、決して淡泊ではない、肉のうま味・コクをギュッと詰め込んだ至極の一杯で、残すのがもったいないと思わせるスープです。
また、このスープが、ルーローファンと合うんです。
ルーローファン→麺→スープ→ルーローファン
という、無限ループにドはまりし、気づいたらあっという間に完食してました。
汁なしタンツーメン
あまりにも美味しかったので、
妻を連れて再訪しました。
私は、汁なしタンツーメンを、妻はノーマルな台南タンツーメンをいただきました。
こちらが、サービスセットの汁なしタンツーメン。

汁なしタンツーメン・ルーローファン・スープというセットです。
で、この汁なしタンツーメンがまた激ウマなんです。
麺は、やや平べったい形状で、食べ応えがあります。
牛肉麺のモチっとした食感とはまた違っていて驚きました。
コマ切れの豚の角煮、ゴロっとしたチャーシュー、ネギ、白ごまに、特製の油を混ぜていただきます。
一口いれた瞬間、うま味が口の中に広がって、パ~ラダイスっ!となります。
気づけば、これもあっという間に完食してしまいました。
台南タンツーメン
こちらが、オーソドックスな台南タンツーメン。

ルーローファンと台南タンツーメンのサービスセットです。
これも、麺が、牛肉麺・汁なしタンツーメンとは明らかに違います。
こちらは、ややちぢれの細麺でした。
食べやすくて、つるっといってしまいます。
スープもすっきりして飲みやすい。
これまたルーローファンと相性が抜群で、無限ループ突入間違いなし。
このセットは、女性に人気がありそうです。
そういえば、他のお客さんが帰り際に、タンツーメンと汁なしと牛肉麺って、麺は同じですか?って尋ねてましたが、
店主は、
「タンツーメンとビーフンは違うけど、タンツーメン同士はどれも同じよ~」と答えてました。
・・・、
いや、全部違うでしょ!って、ついつい心の中で突っ込んでしまいました(汗
ロイヤルミルクティー
妻が、ロイヤルミルクティーもオーダーしていました。
しかもタピオカ入り!
アイスロイヤルミルクティー 350円(税込)
タピオカトッピング 100円(税込)

こちらは、なんといってもお茶が美味しい!
新小岩には、タピオカミルクティーを提供するお店が沢山あるんですが、テイクアウトにこだわらなければ、おそらくここのミルクティーが一番美味しいです!
お茶の香りが段違いで、相当にこだわっている感じがします。
しかもお値段もリーズナブル。
コスパも段違いです。
新小岩で、紅茶に限定するなら、ここ一択と言っても過言ではありません。
まとめ
店構えが小さく、また、商店街のはずれにあるため、外観はまったく目立たないのですが、お昼の時間帯は、客足が途絶えない人気店です。
量もお味も満足度はかなり高いお店ですが、それ以上に店員さんの応対がとても丁寧・親切で、とても思い出に残る名店でした。
ただし、お料理が提供されるまでには、ちょっと時間がかかりますので、時間に余裕のあるときに伺いたいですね。
狭いお店ですが、落ち着いた雰囲気のお店ですので、女性一人でも気楽に伺えるお店だと思います。
赤丸へのアクセス・営業時間
住所:東京都江戸川区松島3-15-6
営業時間:10:00~18:00
(土・日・祝日も営業しています。)
定休日:水曜日・第三火曜日
カード支払:不可(現金のみ)
赤丸の最大のポイントは営業時間です。
定休日以外の営業時間に行っても、入れないときがあるんです。

営業時間内に伺ったのに、中にまだお客さんがいるのに、「只今、準備中です。」の立て札が!
一応入ってみると、
「いま手一杯なんで、また今度来てください」とあっけなく断られてしまいました(汗。
聞けば、あまりに混雑してしまうと、いま入っているお客さんへ、十分なサービスが提供出来なくなってしまうから。
とのこと。
なるほど~、お客様思いなお店なんですね。
で、土日は結構繁盛しているので、具材がなくなってくると、

こんな感じで、早々に閉まってしまうこともあります。
ちなみにこれは土曜日の14時30分。
入れるか、入れないかは運次第です。