
本日は、
神田で歴史ある絶品のあんみつを頂けるお店「福尾商店」さんをご紹介します。

以前、お店の前を通ったときは、古めかしい何屋さんかわからない商店という店構えでした。
で、久々にお店の前を通ってみると、なんだかオシャレな店構えに改装されているではないですか。
これはちょっと気になる、ということで何気なく入って、そこで出会ったあんみつが、なんと美味しいこと。
もっと早くこのあんみつに出会っていれば!とやや後悔。
早速ですがご紹介して行きましょう。
福尾商店の雰囲気

外観は、歴史を感じるたたずまい。
改装してイートインスペースが設けられています。
お隣にあんみつ等の製造場があります。
中に入ってみると、

けっして広くはありませんが、静かで落ち着いた空間がそこにはあります。

囲炉裏をかこんだ座席があったりで、趣向をこらした店内となっています。
福尾商店のメニュー
店内のメニュー


たぶんどれを食べても美味しいんだろうなって感じのラインナップ。
目移りしてしまいます。
夏限定メニュー

夏の期間は店内で、かき氷も食べられます。
テイクアウトメニュー




昼間、運よくおかみさんがいれば、おウチでの美味しい食べ方や保存方法を、親切丁寧に教えていただけます。
福尾商店内でのあんみつ
あんみつ しらたま入り

店内でいただく甘味は、どれも魅惑的ですが、
何はともあれ、まずは看板商品のあんみつをいただきましょう。

レギュラートッピングは、
こしあん・白玉・求肥・くろまめ・みかん・パイナップル・さくらんぼ
となっています。

ここに、たっぷりのみつをかけます。
ここに来たからには、糖質・カロリーを気にするなんてナンセンス!
一気に全部かけてしまいましょう。

見るからに美味しいあんみつの出来上がりです。
寒天がプリっとしていてうまし!
みつも甘いんだけど、くどくなくスルスルっといけてしまいます。
さわやかなフルーツの酸味を楽しみながら、もっちもちの求肥や白玉をいただきます。
求肥と白玉は美味しすぎて、お代わりしたくなる。

あんこをずっと食べていると、飽きる人もいますよね。
(私は、全然飽きませんが・・・)
そんな方のお供が、塩こん部長。
これを合間に食べながら、あんみつに戻ると、甘みがまた引き立って、うま~っとなります。
塩こんぶをちびっと食べながら→あんみつの無限ループが病みつきになります。

お茶も美味しい~。
食べたあと、なんだかとってもホッする逸品で、夕方前の疲れた体に、抜群の糖分補給となりました。
おしるこ

体が冷えた時の、体温上昇と糖分補給に、おしるこはもってこいですね。

アツアツのつぶあんおしるこに、これまたアツアツの焼きたてお餅がインしています。
いや~、これも見るからに美味しいヤツですよね。
ヤケド必至。
はやる気持ちを抑えながら、フーフーして食べましょう。
甘みの加減が絶妙です。
お餅もCMみたいにびよ~んってのびます。
美味しすぎる〜。
おしるこにも塩こんぶがついてますので、交互に食べるとエンドレス!
また食べたくなる一杯でした。
抹茶あんみつ しらたま入り
メニューを見て気になった、抹茶のあんみつ。
オーダーせずにはいられない。

てことで、再訪問でオーダーしてみました。

なるほど~、寒天に抹茶が練りこまれているのですね。
抹茶色がとても鮮やか。
みつを掛けずにいただきましたが、寒天自体にスゴイ抹茶の味があるという訳ではなく、かすかに風味を感ずる程度でした。
寒天はどうやら彩りを重視しているようです。
トッピングは、普通のあんみつに比べると、フルーツがのっていませんね。

そして、抹茶あんみつの最大のポイントは、このみつにありました。
通常のあんみつに比べると、写真では分かりずらいですが、明らかに色が抹茶色をしています。


とりあえず、一口・・・
いや~、まいった。
このみつ、ものすごい抹茶の味がします。
鼻から抜けるお抹茶の風味もなんとも言えません。
抹茶のみつに、抹茶寒天の食感がベストマッチで、食べ終わるのもったいない気持ちになりました。
また絶対に食べにこようと思わせる、素敵な逸品でした。
福尾商店内でのかき氷(夏限定)

久々に前を通ったら、かき氷の掛軸が。
猛暑の中これを見たら入らずにはいられません。
渇きを潤すため、早速オーダー。
待つこと7分。

自家製 西尾の抹茶みつ かき氷 500円(税込)
トッピングはなしです。
想像していたよりも、高さがあってインパクト大。
きめ細かい氷の上と中に、既に抹茶のみつがかかっております。
一口食べると。。。
お口の中でなめらかな氷が、さらさらさら~っと溶けて、ノドを通りぬけていきます。
この瞬間が冷たくて、きもちいい~!
抹茶とみつの甘みも最高。

ある程度食べ進めて、氷の白い部分が増えてきた、抹茶みつを投入。

ちょっとずつ掛けてもいいし、全部かけてもOK。
どうやって食べても美味しくいただけます。
連日35℃超えの中、外回りをして戻ってきた体に染み渡ります。
テイクアウトのあんみつとくず餅
テイクアウトのあんみつ
一人前カップ入りのあんみつ
お持ち帰りのあんみつは一つ 460円(税込)です。

かわいらしいパッケージング。


購入日が、2020年7月10日です。
消費期限が翌日ですので、日持ちはしません。
購入したら早く食べましょう!

中の水をよく切ってからいただきましょう。

トッピングは店内でいただくのとほとんど同じ。
違いは唯一、白玉が入っていないことくらい。

みつを余すことなく全投入。
そして、

追加購入した求肥(大サイズ) 200円(税込)も入れちゃいます。

準備がととのったら、いよいよ一口・・・
こいつはたまらんです。
お味は、店内でいただくそれと何も変わりませんが、
家でくつろぎながら、一週間仕事頑張って疲れた体をこの甘みで癒す瞬間は、まさに至福のひとときでした。
一人前カップ入り抹茶あんみつ
お持ち帰りの抹茶あんみつも一つ 460円(税込)です。

こちらもパッケージングがかわいらしい。


寒天とみつが抹茶色で、いかにも感が漂っている。

通常のあんみつと比べると、やはりフルーツが無いので、盛り付け後の彩りはシックな感じです。

いやぁ~、こちらも味は店内で食べるのと変わらないんですけど、
家でまったり、ゆったりした気分で食べると、本当に癒されます。
お新香とお茶が欲しくなりました。
テイクアウトのくず餅
お持ち帰りのくず餅セットをご紹介します。

くず餅・黒蜜・こがし黄な粉のセット
3(~4)人前
810円(税込)
です。

板状のくず餅が2枚重なっています。


購入時が、2020年7月31日でしたので、あんみつと違い消費期限は、未開封で1週間ほどあります。
未開封であれば、常温保存でOKです。
開封後、余ってしまったらラップで密封し、冷蔵庫の野菜室に保存して翌日中にいただきましょう。
あまり冷やし過ぎると、ご案内の様にボソボソになってしまいますので注意です。

食べる直前に冷やしたくず餅を三角に切って、
黒蜜→黄な粉の順番にたっぷりかけました。
そして一口・・・
う~ん、うんめぇ。
こんなうめぇくず餅、久々に食べました。
食べるのがもったいないくらい。
くず餅には、淡い酸味があって、黄な粉は味がついていてほんわか甘じょっぱい。
黒蜜がガンガンに甘いんですが、全然くどくない。
この三つのハーモニーが、癖になります。
※黒蜜はたっぷりかけたつもりだったんですが、それでも余ってしまいました。
翌日、パンケーキを作って、はちみつ代わりにかけましたが、これがまたウマし。
是非お試しあれ。

また必ず行くぞ。
頑張れ、福尾商店!
コロナなんかに負けるな!!
福尾商店へのアクセス・営業時間
住所:東京都千代田区神田須田町1-34
営業時間:
月~金/10:00~19:00
土/10:00~17:00
定休日:日曜日、祝日
電話:03-3251-1635
カード支払:不可