
本日は、
神田で本当にウマい魚料理を食べるなら、ココ!というお店「まないた」さんをご紹介します。

訪れたのは、お盆が始まった8月13日。
仕事で外出先からJR神田駅に戻ったのは13時30分。
腹ペコの状態で店を探すも、食べたいお店がことごとくお盆休みで振られるなか、何気なく歩いた人通りの少ない道で、粋な門構えの「まないた」さんに遭遇しました。
これはもう神の思し召しだろうと思い、藁にもすがる思いで入店。
結果は大当たり。
神田でこんなに美味しい魚が食べられるなんて知らなかった。
初回訪問のみですが、この感動が冷めないうちに記録を残しておきたいと思います。
まないた、お店の雰囲気

まないたさんは、本当にひと気の少ない一方通行の路地にたたずんでいます。
通常は扉が閉まっており、中の様子が伺えないため入るのに少し勇気が入ります。
パッとみた感じ、一見さんお断りな雰囲気があるんですよね~。
でも勇気を出して入ってみたら、全然そんなことなく、店主も非常に優しかったので安心しました。

店内は狭いです。
カウンターは8席。
奥にあがりのテーブル席があります。
座れて4~6人が限界といったところでしょうか。
訪れた日は、お盆真っ只中の平日で、お客さんもまばらでしたが、通常の平日のランチタイムは、なかなかの密っぷりなので、気になる方はご注意を。
まないたのメニュー
まないたさんのランチメニューは日替わりです。
その日仕入れた美味しい魚をベストの調理法で提供してくれます。

この日は、
1.まないたのしゃけ
2.まぐろ漬け丼
3.金華さば
4.さわら焼(煮)
5.おご鯛焼(煮)
全品 1,100円(税込)
でした。
1.のまないたのしゃけは、レギュラーメニュ―なので、いつでもありますが、それ以外は日替わりとなります。
メニューが手書きなので、奥の方に座ると見づらいかも。
分からないときは、遠慮なく店主に聞いてみましょう。
優しく教えてくれますよ。
まないたのお魚ランチをレビュー
この日のメニューを見ていて、
魚に明るくない私は、金華?さわら?おご?となりました。
一つ一つ調べる余裕がなかったので、直感で美味しいそうな響きの金華さばをオーダーしました。
なんと、この日の金華さばは私でラスイチだったようで、人気のお魚だったのですね。
ちなみに金華サバとは、
南三陸金華山周辺海域で定置網、一本釣り、まき網によって漁獲された高鮮度で脂のり抜群の大型マサバのことを言うそうです。
もっと簡単に言うと、岩手県の石巻魚市場で水揚げされたブランドサバだそうで。
以前、大分に旅行に行ったときに関アジ・関サバをいただいたことがあるのですが、それと同じイメージですね。
さわらは、春に獲れるから漢字で「鰆」と書くそうで。
関西ではその春が旬で、俳句の季語にもなっているらしい。
関東では冬に獲れる鰆が旬で、脂がのって美味しいんですって。
はて、夏に食べる鰆はどんな同じなのでしょうか?
最後に、おご鯛とは、ヒメダイのことだそうで、旬は春~初夏。
刺身・焼き・煮る・揚げ、どれにしても美味しいそうです。
とりあえす、金華サバにしてよかった。



オーダー後は、お店の名前の由来を読んだり、店主の調理を見たりして楽しみます。
2100年の人口5972万人の意味が気になります。。。
さて、そうこうしているうちに、

おばんざいが先に到着。
盛り付けや食器にこだわらない「まかない料理」スタイルでの提供です。
フルーツは、その日の在庫よって違うのですが、私はバナナでした。
パイナップルやスイカのときもあります。
これらをつまみ、店内にあるテレビの「徹子の部屋」を見ながら待つこと10分。
真打登場です!

金華サバの脂がジュージューしています。
見るからに美味しそう。
たまらずひとくち…
うま~いっ!

この肉厚な身と脂がベストマッチ。
私、魚の皮が苦手なのですが、この金華サバは嫌な臭みもなくスイスイ食べ進めることが出来ました。
いや~、久しぶりにこんな美味しい魚を食べました。
肉が好きなので、どうしても肉食に偏り気味ですが、こんなに美味しい魚料理が食べられるのなら、毎週お魚ランチをしてもいいかなと思ってしまいました。
ランチではちょっと高い、千円越えの1,100円ですが、体に良い脂をこんなに美味しく摂取できることを考えると、決して高くはないように感じました。
神田はお魚料理を食べられるお店が少ないので、今後も重宝するお店になりそうです。
次回は煮魚を食べてみようかな。
頑張れ、まないた!
コロナなんかに負けるな!!
まないたへのアクセス・営業時間
住所:東京都千代田区神田多田町2-1-1
営業時間:
11:30~14:00 17:30~22:00
定休日:水曜日
電話:03-3251-9110
カード支払:不可
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