
最近は、ステイホームで家にいる時間が増えましたね。
家にいる間、ブログやYouTubeを見て、どうやったら現状の中で健康的にかつ幸せに生きられるかを調べることが多くなりました。
結論として、
外に出かけたい気持ちを我慢してストレスを溜めるより、家で楽しい何かをしよう!
と思い立ちました。
私は、食いしん坊なので美味しいものを食べるのが好きです。
家で美味しいものが好きなだけ食べられたら幸せだな。
しかも、食材にもこだわって健康にも良いいものが食べられたらもっと生活が豊かになるのでは?
でも料理はできないぞ。
なら、簡単に美味しいものが作れるマシンを買おう!
ってことで、買っちゃいました。
パナソニックのホームベーカリー(SD-MT3)!
料理のできない私でも、簡単に美味しいパンが作れちゃいましたので、
早速ご紹介していきましょう。
ホームベーカリーのメリットとデメリット
まず、機種の説明をする前に、ホームベーカリーを導入するメリットとデメリットを述べておきましょう。
ホームベーカリーを導入するメリット
1.作るのが簡単。
材料さえ用意できれば、あとはマシンに投入するだけ。
全自動で生地をこね・ねかし・焼いてくれるので、手間がかかりません。
2.好きなタイミングで焼きたてのパンが食べられる。
タイマー付きなので、食べたい時間に完成するようタイマーセットし、完成後すぐに焼きたてを食べることが出来ます。
最短1時間で出来上がるレシピもあるので、すぐに食べたいときもOK。
3.好きな具材を厳選できる。
市販のパンや専門店のパンは、バターやマーガリン、塩、砂糖がふんだんに使われています。
パンは好きだけど、脂質や糖質、塩分が気になって、食べるのを控えている方も少なくありません。
しかし、パンを自作すれば、これらの分量をアレンジすることができるため、体に良いパンを作成することが可能になります!
私が、ホームベーカリーの購入を決めた一番の理由はここにあります。
基本、パンと言えば精製された白い小麦粉で作るのが一般的です。
ですが、この白い小麦粉は、小麦から大半の栄養をそぎ落とした、糖質の塊なので、体に良い成分がほとんど入っていません。
小麦を摂取するなら、小麦をそのまま引いた全粒粉で摂取するのが一番です。
全粒粉ならば小麦が本来持っている、ビタミン・ミネラル・食物繊維を余すところなく摂取することが可能です。
しかも全粒粉は、白い小麦粉よりも血糖値の上昇が緩やかになるというおまけつき。
食べる量さえ気を付ければ、体に良いことづくめなのです。
とまぁ、ほかにもメリットはたくさんありますが、代表的なものを3つ上げました。
ホームベーカリーを導入するデメリット
続いて、デメリットはというと、
1.やっぱり作るのが面倒
最初は作るのが楽しくて、色々やってみたくなりますが、飽きてくると作るのが面倒になり、途端に作らなくなる。
宝の持ち腐れとなる可能性が高め。
飽きっぽい人は、要注意です。
2.材料にこだわりはじめる。
美味しいパンを作るため、良質な小麦粉やバター等を買い求める方がいらっしゃいます。
もちろん、それもいいのですが、あまりこだわりすぎると、コストがかさみ結局使わなくなる可能性があります。
こだわりもほどほどにしておきましょう。
3.マシンの導入コストが高め
これは、使う方の価値観にもよりますが、Amazonや価格ドットコムで、値段だけ見るとちょっと高く感じるかもしれません。
ただ、使い倒してマシンに価値を感じられれば、このコストも徐々に下がっていきます。
以上、デメリットも3つ上げましたが、正直苦し紛れに上げたものですので、そこまでマイナスに感じることもありません。
導入した実感として、ホームベーカリーは、様々なデメリットを補ってあまりあるポテンシャルを秘めていると感じています。
パナソニックのホームベーカリー(SD-MT3)
簡単なスペック
私が導入したのは、パナソニックのSD-MT3です。
現時点で最新機種の中位モデルとなります。

2020年の5月くらいは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、需要が急増し品薄が続いていましたが、8月にはやや落ち着き、価格ドットコムを見ているとまぁまぁ在庫も増えてきましたね。
材料の小麦粉も品薄ぎみでしたが、8月現在では割とすぐに入手できたので、安心しました。
早速中身を取り出すと、

高さ:34.7cm
幅:24.1cm
奥行:30.4cm
重さ:5.7kg
電源が必要。
コードの長さは1.0m
キッチンに置いてみると結構大きくて、存在感があります。
コードが1.0mしかないので、置き場も考えます。
電子レンジ、ケトル、コーヒーメーカー、トースター、ミキサー、携帯の充電器等々、キッチンの電源不足の問題は意外と深刻です。
いちいち抜き差しするのは面倒なので、タコ足になることは必至ですが、掃除や見た目が気になります。
スペックのご紹介はこのくらいにして早速パンを焼いていきましょう。
(詳細なスペックの感想は後日書きます。)
全粒粉で早焼き食パンを作成
今回は説明書に書いてある、約2時間でできるという「早焼き食パン」をつくって見ました。
結論から言うと、2時間という作成時間でもあなどるなかれ!
市販の100円~200円で買える食パンより格段に美味しいパンができました!
これ食べたら、ショートニングとか保存料がたんまり入っている市販のパンは食べられなくなります。



とりあえず、作り方は分量も含めて説明書に書いてあるので、この通りに作ればOK。
では早速作ってみましょう。
早焼き食パンの作業行程
材料の準備
今回の材料は、
1.全粒粉強力粉 250g


※小麦粉だったらなんでもいいんですが、色々調べた結果、体に良いとされる全粒粉をチョイス。
・とりあえず美味しい全粒粉を試してみたい方は、木下製粉のブラウワーの一袋250g×3セットがおススメ。
1回で250g使用するので、3回作れます。
・本格導入を決めた方は、一袋1㎏の購入をおススメします。
1g当たりの単価を、一袋250gの時に比べ約30%カットできます!
2.砂糖 3g
3.塩 3g
4.スキムミルク 6g

とりあえず、Amazonでよつ葉のスキムミルクを購入。
5.バター 10g
※早焼き食パンは、無塩でも、無塩でなくてもどっちでも大丈夫でした。
6.水 180g
※暑き季節は冷蔵庫で冷やした水か、氷を入れて冷やした水がいいです。(氷は完全に溶かすか、固形のまま取り除きます。)
7.インスタントドライイースト

こちらもAmazonの口コミを頼りに、
サフ インスタントドライイースト (低糖パン用赤ラベル)
を購入。
8.レーズン 90g

この機種には、好きな具材を入れることができます。
今回は試しにレーズンを入れてレーズンパンにしてみましょう。
最近は、Amazonで
SUNRISE カリフォルニアレーズン1kg(油不使用)
を購入しています。
味がよく、パンに入れるだけでなく、口さみしい時のおやつとして職場にも常備し、かなり重宝しています。
ホームベーカリーに投入
まずマシンからパンケースを取り出します。

そして、パンケースの中にパン羽がセッティングされていることを確認します。

これが、パン羽

こいつを付け忘れると、生地が混ざらないので、あとで悲惨なことになります。
パン羽が付いていることを確認したら、パンケースに材料を投入します。

小麦粉を山状に入れて、砂糖・塩・バターを入れたら、山の周りに水を回しながら注ぎます。
ここにはドライイーストは入れません。
材料を入れたらパンケースをマシンにセッティングします。

蓋をして、
ドライイーストを専用のスペースに投入します。

最後にレーズンを入れますが、レーズンはイーストの横にセッティング。

レーズンは、マシンが自動で生地に投入してくれたり、適度なタイミングで手動で投入することができます。
(手動で投入する場合は、タイミングをマシンがアラームで教えてくれます。)
これでセッティングは完了。
セッティング完了後、直ちにレーズンボタンを押して、投入の指示(自動か手動)をします。
※パナソニックのホームベーカリーの失敗あるあるですが、具材(今回でいえばレーズン)をセッティングしたことに満足して、レーズンボタンを押さずに、スタートボタンを押してしまうことが多々あります。
そすると、具材はボックスに残ったまま、ただのパンが出来上がります。
焼きたてなのでそれはそれで美味しいのですが、具材入りのパンを期待して焼いたので、そのミスに気付いた時はそれなりのショックがあります。
後は、メニューボタンを押して「早焼き食パンメニュー5番」を選択したら、スタートボタンを押します。

後は、マシンが全自動で全ての作業を行ってくれるので、2時間後を待つだけです。
完成までの、作業音はほとんど気になりません。
たまに、ガッタゴットやカチッカチッとなる程度で、同じ部屋で昼寝していても起こされることはありませんでした。
早焼き食パンの完成
2時間経過し完成すると「ピーッ、ピーッ」とアラームが鳴りますので、取消ボタンを押します。

取消ボタンを押すまで、アラームが鳴りづ付けますので、朝に完成のタイマーをセッティングする方は、寝坊に気を付けましょう。
早速蓋を開けると、

なんとまぁ、いい香り。
パン屋さんから香るそれと全く同じで、テンションMAXです!
ミトンを付けて、アツアツのパンケースを取り出します。
あッ、旧型は最初からミトンが付属しているのですが、新型ではミトンが入っていないので、自分で用意する必要があります。

この状態で2分ほど冷ましてから取り出します。

こんがり、ふっくら早焼き食パンの完成です。
さっそく切ってみると、

レーズンが良い感じにちりばめられ、本当に美味しそうなパンが完成しました。
パンは普通の包丁よりも、パン切りナイフの方が上手く・キレイに切れます。
また、5枚切~12枚切にパンの厚みを調節できるパンカットガイドなんていう優れものもありますので、こうのもあると意外と重宝しますよ。
SD-MT3で焼いた全粒粉パンをレビュー
焼きたてのパン

雰囲気作って、紅茶といただきました。
焼きたてなので、とりあえず柔らかい。
トーストせずそのまま食べましたが、食感はモッチモチで、食べ応え十分です。
小麦は全粒粉を使用しているため、見た目は普通の食パンより茶色です。
フワフワ感も白い小麦よりは劣ります。
いや、それでもこれは相当に美味しいですよ!
たった2時間で、こんなに美味しいパンが焼きたてで食べられるなんで夢のようです。
健康のことも考えると、もう、市販の食パンは食べられなくなります。
保存用に冷凍したパンを解凍してみた
保存用に焼きたてパンを冷まして、ラップにくるみ冷凍に投入。
翌日、冷凍庫から取り出し、オーブントースターでトーストしてみました。

パンの耳はやや固めですかね。
でも、歯ごたえがあってこれはこれで美味しいです。
中身は、サクッと香ばしい完璧なトーストです。
レーズンがほどよい甘みで、ジャム等を付ける必要もなし。
でも、バターを付けたらもっと美味しくなると思います。
焼きたてはもちろん美味しいんですが、冷凍保存後もこんなに美味しくいただけるなんて鬼に金棒。
保存食もつくれて一石何鳥になるんだぁ~って感じです。
これから、王道食パンのパン・ド・ミや、変わり種パンを作る楽しみが増えました。
ホームベーカリー、これからの巣ごもり生活・自粛生活になくてはならない存在となりそうな予感です。
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天然酵母で焼いたパンの感想を綴った記事はこちら
➡パナソニックのホームベーカリー(SD-MT3)で天然酵母食パンを焼く!
炊いたご飯で作ったパンの感想を綴った記事はこちら
➡パナソニックのホームベーカリー(SD-MT3)でごはんパンを焼く!
ホームベーカリーの導入を検討しているあなたへ
パナソニックのSD-MT3は現時点で1台3万円~4万円します。
正直、口コミやブログだけで、導入を決めるのは心もとないですよね。
そこで、私は、導入前に、DMM.COMの【いろいろレンタル】というサービスを利用して、本機の2世代前の実機を使って焼き具合等を試してみました。
導入をご検討の方は、後悔しないためにも、ぜひ機材をレンタルして試食してみることをおススメします。

ちなみに、
【いろいろレンタル】を利用してみた記事もまとめましたので、こちらもご参考にしてください。