本日は、神田にある❝カラシビ味噌ラーメン❞で有名な「鬼金棒（きかんぼう）神田本店」さんに訪問してきました。
お店の読み方は、「おににかなぼう」ではありませんので、あしからず。
ただし、検索入力するときは「鬼（おに）・金棒（かなぼう）」と打つのが一番早いかも。
鬼金棒さんは、食べログやラーメンデータベースでの高評価はもちろん、近年の麻辣ブームも相まって多くのメディアに取り上げられている有名店です。
昼・夜のコアタイムはかなりの行列で、なかなか訪問の機会がありませんでしたが、仕事の都合で時間をずらして行ったところ行列なし。嬉しい初セッションとなりました。
お店の雰囲気や混雑状況
私が、いつも鬼金棒さんへお伺いするのは、平日の１５時頃。
この時間帯は比較的落ち着いていますので、ノー待ちで入れることが多いです。
ただし、昼・夜のコアタイムは、かなり並びます。
１０～１５人くらい並んでいると、食券購入から食べられるまでに４０分前後は待ちますので、あらかじめ心のご準備を。
ちなみに平日１２時頃はこんな感じ。
メディアに取り上げられる機会が増え、以前より行列が延びているような気がします。
さすがにここまで並ぶと、食べるまでに１時間以上はかかってしまいそうです。
土日・祝日は、近隣のサラリーマンや学生が減りますので、ここまで並ぶことはありませんが、やはり３０～４０分待ちは覚悟しておいた方がいいですね。
座席は、Ｌ字のカウンターのみで、１５席ほどでした。
となり同士の距離感も狭すぎず、女性も入りやすい感じがしました。
実際、私がお伺いしたときも、女性の方がおひとりで召し上がっていました。
鬼金棒（きかんぼう）のメニュー
※こちらは消費税８％時のメニューです。
カラシビ味噌らー麺 ８８０円（税込）が基本のメニューとなり、
これに好きな具材をトッピングしていくシステムです。
先に、
お店到着から、ラーメンを食べるまでの、一連の流れを説明します。
まず、昼・夜のコアタイムは１０～１５人くらいのお客さんが並んでいます。
いきなりその列に並ぶのではなく、必ず、店外正面（右）にある券売機でお目当ての食券を購入してから、列に並んでくださいね。
カラ（辛さ）とシビ（痺れ）のレベルは、
共に、
抜き⇒少なめ⇒普通⇒増し⇒鬼増し（⇒鬼殺し）
という段階式になっています。
【増し】までは無料で、【鬼増し】は、プラス１００円になりますので、ご希望の方は券売機で食券を追加購入してください。
【増し】までの方は、並んでいるときor入口手前orカウンターで食券を渡すときに、レベルを聞かれますので、あらかじめ決めておきましょう。
券売機をよくみると、期間限定で【鬼殺し】というレベルがあるそうです。
一体どんなお味がするのでしょう・・・
これはラーメンを食べているときに知ったのですが、半増し（普通と増しの間）ということもできるそうです。
（注）２０１９年１０月１日からの価格は下記の通りとなります。
消費税の増税分２％よりも価格が上がっていますので、単なる値上げですね。
神田界隈は、どのお店も軒並み値上げしてますので、仕方ありませんが。。。
鬼金棒のカラシビ味噌らー麺をレビュー
注文したのは、一番シンプルな「カラシビ味噌らー麺」￥９００（税込）です。
私は、辛いのも痺れるのもそれほど得意ではないため、それぞれ無難に【普通】をチョイス。
着席してから１０分ほどでお目当てのものが到着しました。
この赤色のインパクトが食欲をそそりますね。
（辛さのレベルを【増し】にすると、赤い丼ぶりに、【鬼増し】にすると黒い丼ぶりになります。）
基本のトッピングは、もやし・チャーシュー１ブロック・ヤングコーン１本です。
有料のトッピングで目についたのが、パクチーですね。
こちらも近年のブームで、だいぶ認知されていますね。（パクチー、私はちょっと苦手なので選びませんでした。）
私が訪問したときは、パクチー入りを頼んでいる方も何人かいらっしゃいましたよ。
では、スープを一口。
【普通】レベルですと、やはりガツンとくる辛さ・痺れはありません。
が、
麺を食べすすめて行くうちに、じわりじわりと存在感が増してきます。
この刺激に、味噌のお味がとてもよく合います。
麺は、中太麺でちょっと平たい感じでした。
スープとよく絡み、モチっとした食感でこちらも美味しかったです。
チャーシューは、薄切りではなく、角煮のようなブロックで提供されます。
カラシビで私の舌がおかしくなっていたのかもしれませんが、少し独特な味がします。
通常のラーメンの甘味の強いチャーシューとは違って、この味は、このラーメンにマッチしてましたね。
刺激だけに頼らない、トータルで熟考されたラーメンなんだなぁと思いました。
あっ、最後に、食べ終わったら、ティッシュは出入口付近のゴミ箱へ捨てて帰りましょう。
初めて訪れる方への辛さの参考に
遠方からいらっしゃる方や、日ごろなかなか伺うチャンスのない方へ、一度の訪問でベストな注文をしていただくために、辛さのレベルについて補足しておきたいと思います。
私、辛いものはそれほど得意ではありません。
セブンイレブンに売っている、「蒙古タンメン中本」のカップラーメンは、別添のオイルを入れなくても十分に辛さを味わえるクチです。
そんな私の辛さ判定では、
鬼金棒の【普通】レベルは、そのオイルを入れない中本のカップ麺よりは辛くないです。
辛いの得意という方は当然ですが、ちょっと刺激が欲しいという方も、【増し】以上をチョイスすると、より楽しめるのではないかと思います。
※再訪時に、興味本位で辛さ・痺れともに【増し】をチョイスしてみました。
器が白から赤に変わり、見た目にも辛さが伝わってきます。
最初の一口を食べた感じ、「思ったより辛くないぞ？」となったのですが、やはり後からジワジワときました。
ただ、辛すぎて全然食べられないということは無いです。辛さが苦手でなければ、最後まで美味しくいただけると思います。
※汗と鼻水がとまらないのは言うまでもありません。
新型コロナ自粛期間後の状況
混雑状況
2020年6月の平日、１２時ちょい過ぎに赴きましたが、コロナ以前の様な２０人くらいの行列ができているようなことはありませんでした。
それでも、3人から多くて10人くらいの列にはなってましたよ。
メニューの変更とテイクアウト
2020年6月時点のメニューは下記の通り。
本店でつけ麺が食べられるようになっています。
そして、カラシビ味噌ラーメンのテイクアウトもできるようになっていました。
とりあえず、この日は、本店でつけ麺を食べてみることに。
そして、妻のためにつけ麺のお土産を買って帰ることにしました。
どちらも券売機で食券が購入可能です。
辛さ・痺れともに普通にしました。
この時はサービスで野菜の量も多めにできるとのことだったので、多めでお願いしました。
麺は結構太くてコシがあります。
当たり前ですが、カラシビ味噌ラーメンよりスープの味が濃く、太麺と相まってかなり食べ応えがありました！
とても美味しかったです。
つけ麺のテイクアウト
さて、つけ麺のテイクアウトはどんな感じかというと、
生の麺が普通のビニール袋に入っていて、スープはパウチ化されていました。
麺は計ってみると、茹でる前で２７０gほどありました。
消費期限は翌日までなので、できる限り早めに食べた方がいいです。
調理方法のチラシも入っていますので、その通りに作れば美味しくいただけます。
麺は鍋で７分茹でます。（あつもりの場合は５分。）
茹で上がったら、ザルにあけて流水ですすぎます。（あつもりの場合はザルにあげたら湯切りして完成。）
水をよく切って丼に盛り付ければ完成。とても簡単です。
スープは、パウチから中身を耐熱容器に移し、電子レンジで数分温めれば完成です。
これまた簡単。
唯一注意するとすれば、もやしが入ってないので、別に買っておく必要があります。
あとはお好みでパクチーを入れてもいいと思います。
スープの中には、ヤングコーンとチャーシューが入っています。
特にチャーシューの存在感は抜群です。
気になるお味は、よっぽど調理を間違えなければ、お店のそれとほとんど変わりません！
これで、２人前１，７００円（一人８５０円）なら、全く問題ないですね。
コロナなんかに負けるな！
頑張れ鬼金棒！！
鬼金棒（きかんぼう）へのアクセス・営業時間
住所：東京都千代田区鍛冶町2-10-9
営業時間：月~土(祝日含む)／11：00~21：30
日／11：00~16：00
定休日：なし
電話：03-6206-0239
カード支払：不可
