
元々、本屋さんだった場所が、突如工事中になり、気づいてみたら素敵なカフェになっていました。
その名も、
Pelican Moon Caffe(ペリカンムーンカフェ)
です。
一之江駅の西側に、地元民待望の、くつろげるカフェがついに登場しました。
一之江駅のホーム扉にもこんな広告が。
(なんかカッコ悪い・・・w)

その後、改札付近にも不思議な看板が。

とりあえず、行ってみるしかない!
ってな訳で、
早速、訪問してきましたのでレビューしたいと思います。
ペリカンムーンカフェの雰囲気と混雑状況
外観と入店後
都営新宿線の一之江駅の西側から出ると、結構目立つ店構えで、見栄えします。

一之江駅の西側はもともと畑が多く、スーパーくらいしかなかった記憶ですが、再開発されて相当に見違えましたね。
さてさて、
お邪魔したのは、オープン間もない平日の朝9時。
特に、人が並んでいるという訳でもなく、すんなり入店。
入ってすぐ、
まずは注文カウンターで注文・支払いを済ませます。
それから商品を受け取って席に着くスタイルでした。
ドリンクだけの注文であれば、割とすぐ出てきます。
料理を注文すると、出来上がると「ブー、ブー」って振動で知らせてくれるやつを貰うので、鳴ったら、カウンターに取りに行く感じです。
この一連の説明がまったく無く、お店のオペレーションに『???』と思うところは、ちょいちょいあったのですが、まぁ、この辺はお店もお客さんも慣れてくれば、いずれスムーズになるでしょう。
とりあえず、席は自由なので、注文したら商品が出来上がる前に、席に着いちゃいましょう。
それぐらいの余裕はあります。
店内の雰囲気
気になる店内はこんな感じ。
入ってすぐ、目に飛び込むオープンスペース。

【解放感】
たぶんこのお店のコンセプトの一つだと思われます。
広々とした空間に、MAX150の座席数。
(現在は、コロナの影響で席数を間引いているとか。)
席と席の間も程よい距離感で、居心地は良さそうです。

いろいろな形のテーブルやソファ・椅子がありますので、
お気に入りのベストポジションを探す楽しみもあります。
(この時は、お客さんがほとんどいなかったので、店内をくまなく見て回れました。)

窓側は日当たりも良く、晴れた日はとても気持ちがよさそうです。


いや~、ほんとにいろんな種類の座席がありますね。
写真とりながら思わず関心しちゃいました。


お隣との距離が気になる席には、アクリル板が設置されていました。

先に入られていた方は、PC作業をされていましたね。
この雰囲気で、仕事をするのもいいですね~。
今は、どこでも仕事ができるようになって、いい時代になりました。

テーブル下に電源が装備されているところもありますので、PC作業をされる方は、電源のある席を店員さんに聞いてみましょう。

あとは、
お水はセルフで、
(あまり目立たないところにあるので、お店の手前の席の方に座ると、そもそも気づけない。)

お手洗いもキレイです。
オープンしたてなので、キレイなのは当たり前ですかね。
男性用と女性用は、それぞれ離れたところにあり、場所がちょっとわかりずらいので、店員さんに確認してください。
(写真は女性用のお化粧室。※妻が撮影しております。)

男性用・女性用ともに、赤ちゃんを座らせておくシートが付いてます。

おむつ交換台もしっかりしたものがあるので、赤ちゃん連れのママさんも安心です。

飲み・食べ終わった後の食器はセルフで返却棚に戻します。
店員さんが気づいてくれれば、途中で引き取ってくれます。
(とかく返却棚が目立たないので、片づけってどうするんだろう?ってなります。)

混雑状況
上記の写真は平日の午前9時の様子でした。
11時くらいまでは、客足はまばらですので、
開店からお昼くらいまでは、すんなり入れて、かなりまったりできます。
ランチタイムになると、
こんな感じ。

この時、特に店内が満席とか、コロナの影響で入場制限しているという訳ではありません。
この行列には訳があって、
先に申した通り、まだお店のオペレーションが確立されておらず、お店の方がてんやわんやしていました。
(先に注文したお客様を、座席にどう誘導するのか?等のオペが確立すれば、この行列はすぐに解消されると思います。なんせ座席は余るほどありますから・・・)
平日の14時くらいは、結構お客さんも入っていて、賑やかでした。

みなさん、お好きな席で思いおもいに過ごしておられました。
一転して夜の雰囲気はこんな感じ。


昼間のカフェ感から、レストラン・バータイムって雰囲気に変わりました。

平日の夜19時に伺ってみました。
照明が少し落ちて、いい感じです。
お客さんは入っていますが、昼間ほどの賑やかさはなく、落ち着いた・まったりとした時間が流れています。
(テーブルの上のロウソクはフェイクなので、触っても熱くありません。)
ペリカンムーンカフェのメニュー
お店のメニューは時間帯によって変わります。
モーニングメニュー
7:30~11:00(ラストオーダー)
ランチメニュー
11:00~14:00(ラストオーダー)
アフタヌーン&ディナーメニュー
14:00~21:30(ラストオーダー)
ドリンクメニュー
ドリンクは全ての時間で共通のようです。
(この時間帯でしか飲めない!というものがあれば後日追記します。)

キッズサイズのドリンクがあったり、テイクアウト限定ですが、ソイミルクの追加や、デカフェに変更できるのも、何気に嬉しいですね。


料金も全ての時間帯で同じのようです。
ただし、モーニング及びランチにおいては、フードと一緒に頼むと、セット割りになるものもあるので、おススメです。

モーニングのフードメニュー
モーニングにおけるメインのフードは3種類のみ。

モーニングメニューのパンフレットには、次のようなページがあるのですが・・・

残念ながら、モーニングではパンケーキは食べられません。
朝食やブランチにパンケーキを食べたい方って、一定数いると思うんですけどね。
とりあえずアフタヌーン(14時~)の時間帯までおあずけです。
将来的にモーニングでも食べられるようになったらいいな。
その後、再訪してみたらパンケーキが食べられるようになっていました!
提供時間は、
7:30〜10:30
14:00〜21:30
です。
ランチのフードメニュー
ランチにおけるメインフードは5種類です。

そして、ランチメニューのパンフレットには、次のようなページがあるのですが・・・

残念ながら、ランチではスペアリブは食べられません。
ランチにスペアリブを食べたい方って・・・、
そんなにいないか(笑
次の時間帯に楽しんでねっていう意味なんでしょうね、きっと。
アフタヌーン&ディナーのフードメニュー
アフタヌーンとディナーにおけるメインフードは6種類です。

ようやくパンケーキさまのお出ましです。
しかしながら、午後に食べるパンケーキとしては、ちょっとシンプル過ぎるかな。
これくらいのパンケーキならば、より一層モーニングで食べたかった・・・。
パンケーキ目当てで行くならば、
篠崎のカフェアンジェさんに足が向いてしまう。。。

➡カフェアンジェ(Cafe Ange)@江戸川区篠崎 パンケーキが超絶美味しいカフェに行ってみた!
ディナーでパンケーキを食べる人もそう多くないと思いますので、ディナーにおけるメインディッシュは実質4種類という感じになります。
加えて、お酒のおつまみ等としてアラカルトメニューが次の通り用意されています。

※他の方の口コミで、オープン当初、午後6時に半分のメニューが品切れになっていた!なんて書かれていましたが、この辺は今後のお店の改善に期待しながら、後日また夜に伺ってみたいと思います。
ドリンクをレビュー
ホームローストコーヒー
朝の目覚めの一杯ということで、アイスコーヒーをオーダー。
注文してから、店内をぐるっと一回りしている間に出来上がり。
今回は、朝日がこぼれる窓際のお席でいただきました。

ホームローストコーヒー(アイス):¥440(税込)
以下、メニュー説明を公式サイトから転用。
アイスでもおいしいスペシャルティコーヒーへ。
新鮮なスペシャルティコーヒー豆を最新式の焙煎機でホームロースト(自家焙煎)。豆の香りや味わいが際立つ状態でドリップしたおいしさを、アイスでも存分に味わっていただけます。
変なクセもなく、とても飲みやすいスッキリとしたお味でした。
コク・苦み・酸味を楽しみたいという方は、プレミアムコーヒーに挑戦されるといいかもしれません。
お値段も、周辺の相場やお店の雰囲気等を考慮しても、決して高くはないと思います。

窓際の席は、植物でいい感じに目隠しされていますので、外からの目もあまり気になりません。
カーテンはお店側が機械で開閉しているので、自分では調節できません。
しかしながら、コーヒー一杯で、この静かな・まったりとした雰囲気を味わえるのであれば、とても良心的な価格設定だと思います。
読書や仕事、考え事をするには丁度よい空間となりそうです。
ペリカンムーンキャラメルラテ
普通のカフェラテ以外に、お店の名を配したカフェラテもあります。
パンフレットには『美容と健康を意識した甘さ控えめのペリカンラテはいかが』と書かれていました。
チョコレートラテとキャラメルラテの2種類、いずれもアイスorホットが選べます。

ペリカンムーンキャラメルラテ(ホット):¥550(税込)
をチョイス。
以下、メニュー説明を公式サイトから転用。
甘くないだけじゃない、ヘルシーなキャラメルラテ。
フランス生まれの老舗ブランド「モナン」のキャラメルソースにゼロカロリーの希少糖を合わせ、甘さ控えめでヘルシーに。ホームローストのアーモンドをトッピングして、香ばしく豊かな味わいの一杯に仕上げています。
※今回は、フードと一緒にオーダーしたので、セットドリンク扱いとなり、¥300(税込)となりました。
宣伝どおり甘さ控えめで、ほんのりしたキャラメル風味ですが、お味はなかなか美味しかったです。
もし甘さを求めるのであれば、『スイートラテ」を選ぶとよいでしょう。
チョコレートラテ
甘いの大好きな私は、スイートラテ部門からチョコラテをチョイス。

チョコレートラテ(ホット):¥550(税込)
以下、メニュー説明を公式サイトから転用。
エスプレッソ&チョコレートのベストマリアージュ
ヨーロッパにルーツを持つシアトル生まれの「ダヴィンチチョコ」を使用。ただ甘いだけでなく、エスプレッソとチョコレートの魅力が掛け算になるような組み合わせを追求しました。ラテとソースをしっかりと混ぜ合わせた豊かなコクと味わい。最新のマシンが作りあげるフォームミルクのリッチ感。ヨーロッパの古い街並みのカフェでひとやすみしているような安らぎもどうぞ。
スゴく甘いという訳ではなく、エスプレッソの程よい苦みとチョコの甘さがマッチしてなかなかに美味しかったです。
ホットなのに、受け取った時点であまり熱くないのが『?』ですが、ねこ舌の方にとっては、これで丁度よいのかもしれません。
ムース・ド・マダム(ビター)
緊急事態宣言も明けアルコールの提供も再開されたので、早速、ビールをいただきにあがりました。

ムース・ド・マダム(ビター):¥770
以下、メニュー説明を公式サイトから転用。
貴婦人のような、凛とした味わいのビール。
伝説のホップを使った、世界へ発信するサッポロビール「ソラチ」に『ムース・ド・マダム』という特別な名前をつけました。フランス語で”貴婦人のビール”を意味するこの名にふさわしい、優雅で、透明感のある、唯一無二の味わい。カフェでビールを飲むことが贅沢な時間に変わります。
お酒はあまり詳しくありませんが、苦みが少なく、とても飲みやすいビールで美味しかったです。
厚みが薄いグラスを使用し、口当たりが良くなっている点もグッドです。
モーニングのフードをレビュー
エッグベネディクトプレート
カウンターで注文し、ブザーを貰って、座席で待つこと10分。

手元のブザーが鳴り、受け取りにいったら店員さんが途中まで運んで来てくれました。

エッグベネディクトプレート:¥1,200(税込)
以下、メニュー説明を公式サイトから転用。
N.Y.生まれの小粋な一皿。
新しい風を吹き込みたい日に。
自家製オランデーズソースが決め手のエッグベネディクト。発祥は諸説ありますが、「何か新しい料理を!」とのオーダーから生まれたとか。ポーチドエッグに甘みを引き出したベイクドトマト、香ばしいベーコンを、リッチな食感のイングリッシュマフィンではさみました。特別な朝を盛り上げてくれる一品です。
メニュー写真よりも、実物の方が見栄えはいいかも。
プレーンなマフィンが一枚ついてくるのも面白いですね。
そして、なんと小さいクラムチャウダーが付いてきました!
(写真撮り忘れた。。。)
メニュー写真には載っていなかったので、ちょっとした驚きでした。

ポーチドエッグを割ってみると、いい感じの半熟で、黄身がトロッと出てきます。
カチカチだったらどうしようと心配しましたが、杞憂に終わりました。
気になるお味はというと、とても美味しかったです。
こっくりしたソースに、肉厚なベーコンの塩気、それに卵のとろみが加わって、朝から幸せな気持ちになります。
けっこうな濃厚さなので、プレーンなマフィンに付けながら食べると丁度よいのですね。
サラダの量も、朝食としてはこれで十分かと思います。
全体的に十分満足なお味・ボリュームでした!
ディナーのフードをレビュー
ペリカンムーンサラダ

ペリカンムーンサラダ:¥880
以下、メニュー説明を公式サイトから転用。
農園をテーブルに。
おいしさ、美しさにこだわったサラダ。
アクアレタス、ベビーリーフ、ドラゴンフルーツ、カボチャ、フルーツトマト、キヌア、インゲン豆…。味はもちろん彩りのバランスを考えてできるだけたくさんの野菜を盛り合わせました。店の名前を付けたのは、自信の証です。リンゴと玉ねぎをたっぷりすりおろしたオリジナルドレッシングで召し上がれ。

レタスのしゃきしゃき感に、各種野菜の甘さが加わって、とても美味しかったです。
ドレッシングは別がけなので、お好みの量に調節できます。
前菜にサラダを・・・と思って食べていたのですが、一人分としては十分すぎるほどのボリュームで、これとビールだけでお腹いっぱいになってしまいました(汗
フルーツパンケーキ
上記で紹介したパンケーキ以外に、ベーコンエッグパンケーキとフルーツパンケーキが新しく追加されました。
今回は初めて、パンケーキをいただき、フルーツをチョイス!

フルーツパンケーキ:\980(税込)
トッピングにバニラアイス:\150(税込)をプラス。
(パンケーキは、ランチタイム(11:00~14:00)以外の時間帯での提供となります。)

バニラアイスをオンして、シロップ全開。
甘党の私には、シロップが足りないけれど、致し方なし。
フルーツは、シャインマスカット・苺・パイナップルでした。
パンケーキ本体は、自分が家で焼くのと同じ感じでした。
(自分で焼いた方が美味しいかも・・・)
ホイップクリームは、公式HPの説明にもある通り、甘さ控えめ。
いや~、これでお値段合計\1,130は、ちょっと割高かな。
このクオリティだったら、場所代も含めて、コメダで白ノワール食べてまったりした方が心が安らぎますね。
パンケーキは、朝にクラシックパンケーキ(\680)を食べるくらいでちょうどいいかもしれません。
まとめ
いままで一之江駅周辺でカフェというと、サイゼリヤくらいしかありませんでした。
最近、ようやく東側にコメダ珈琲ができましたが、西側は街の雰囲気の割にくつろげる場所がなく、なんとなく寂しい感じだったんですよね。
それが、ペリカンムーンカフェの登場で街に華やかさが出た感じがします。
このお店の一番の売りは、やはり『雰囲気』ですね。
私には、芸術的・文化的な知識はありませんが、店内には何やら有名なデザイナーさんのインテリアがあるそうで。
そんな立派なインテリアに囲まれていただくコーヒーは、非日常感も味わえて、より美味しく感じます。
特に、お客さんが少ない早い時間帯は、明るさと開放感が感じられ、とても落ち着きます。
お子様連れでワイワイ・ガヤガヤできるか?というと、あまりそういう雰囲気ではなさそうですが、一之江駅周辺は割とお子様のいる世帯が多い地域ですので、今後、お店がどういう発展をしていくのかが楽しみでもあります。
(ちなみに、お子様用のベビーフードの持込みはOKです。)
まぁ、今のところは、お店のコンセプト通りに、ゆっくりまったり過ごすのに適していそうです。
オープンしたてで、お店のオペレーションに対する厳しい口コミも見受けられますが、お店も店員さんまだまだこれからって感じですので、あたたかく見守りながら、まずはこの素敵な雰囲気を味わっていこうと思います。
ペリカンムーンカフェへのアクセス&営業時間

一之江駅A1出口を出て、広場をずんずん先に進むと、徒歩1分程度で到着です。

近隣の方は、自転車で行く場合も多いかもしれませんが、お店の前及び周辺は駐輪禁止です。

お店の向かいにあるラフィーユさんという洋菓子店とココイチさんとの間に、駐輪場(2時間まで無料)がありますので、そこに停めるくらいしかないかな。


決して、スーパーヤマイチさんの前には長時間駐輪はしないように。

車でいらっしゃる方は、スーパーヤマイチさんの裏手に広いパーキングがありますので、ご利用ください。

住所:東京都江戸川区一之江7-37-22
営業時間:
morning
8:00~11:00(L.O.
lunch
11:00〜14:00(L.O.
afternoon & dinner
14:00〜20:30(L.O.
定休日:なし
駐車場:なし ※近隣のコインパーキングをご利用ください。
予約:不可
各種カード支払:可